小樽・色内地区で128室のホテル着工-ビーロットが来春開業目指し

2017年05月18日 19時20分

 不動産の再生・開発、コンサルティングを手掛けるビーロット(東京都港区新橋2丁目19の10、宮内誠社長)は、小樽市色内地区のホテル新築を岩田地崎建設・阿部建設共同体で着工した。2018年3月の完成、同4月の開業を目指す。

 建設地は小樽市色内1丁目5の7で、観光スポットのニトリ芸術村や堺町通の入り口に近い。規模はRC造、8階、延べ約4700m²。客室は128室を予定。内訳はツイン84室、ダブル41室、身体障害者対応型3室となる。宿泊者用の駐車場として、敷地内に収容22台の機械式立体駐車場と約20台分の平置き駐車場も整備する。

 設計はフィルド(本社・札幌)とABアコモ(同・東京)の共同体が担当。外観などの意匠は検討を進めている。

 小樽商工会議所によると、小樽を訪れる観光客は近年増加傾向にあるものの、ホテルが不足しているため、小樽に宿泊せず札幌などにUターンしてしまう状況に拍車が掛かっているという。

 ビーロットの担当者は「ターゲットは主に観光客。小樽の観光振興に一役買えれば」と話す。宿泊料金については「周囲のホテルと比べ高額設定にはしない」意向だ。


関連キーワード: ホテル 建築 観光

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 川崎建設
  • web企画
  • 古垣建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,645)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,446)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,112)
おとなの養生訓 第170回「昼間のお酒」 酔いやす...
2019年10月25日 (997)
おとなの養生訓 第109回「うろ」 ホタテの〝肝臓...
2017年03月24日 (718)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。