白糠消防庁舎改築関連の工事受注業者で組織する安全衛生協議会は21日、白糠町西1条北4丁目2の1の建設現場で安全祈願祭を開催した。受発注者ら48人が参加し、庁舎の無事完成を祈念した。
同庁舎改築は老朽化対策と津波発生時のリスク軽減を目的とした事業で、規模はRC造、3階、延べ2121m²。設計・監理を創建社、主体を山根土建・八百坂建設共同体、電気をサンエス電気通信・北電工業・清水電機・関電機工業舎共同体、機械を太平洋設備、地中熱設備を有我工業所・山田水道機工共同体、太陽光発電をマツダ電気・三昭電気工業共同体が担当する。
神事では森下京佐創建社社長がカマ、棚野孝夫白糠町長がクワ、施工者代表として山根浩山根土建社長がスキを入れ、関係者が玉串をささげ無事故無災害を祈念した。
神事後、棚野町長は日々稼働する消防庁舎のため、地中熱ヒートポンプや太陽光発電など環境に優しい庁舎を目指したと強調。その上で「庁舎は防災・消防・救急として安全のシンボルとなる。災害の多い時代、町民の安全・安心を守るためにも関係企業の皆さんには安全に遂行されることを願っている」と話した。