長沼町は20日、ながぬま温泉[MAP↗]と道の駅マオイの丘公園[MAP↗]の各指定管理候補者として、いずれも全国で「カルディコーヒーファーム」を展開するキャメル珈琲(本社・東京)に決定したと発表した。応募に当たっては独自投資事業も提案している。2月開会の定例町議会に議案として提出。可決後、3月末までに指定管理者の協定を締結する。
指定管理者の公募は、ながぬま温泉に2社、道の駅マオイの丘公園に3社がそれぞれ応募。選定委員会の審査結果で、どちらもキャメル珈琲が最高得点で候補者に決まった。指定管理期間は2021年4月1日から26年3月31日までの5年間。
事業形態は指定管理区域の土地や建物の賃貸無償。その他の区域の活用については協議が必要だが、同社は指定管理事業のほか独自投資事業を提案。事業の詳細は、2月の定例町議会で議案可決後に公表となる予定だ。
キャメル珈琲は、町が実施した旧南長沼小・中両校[MAP↗]の跡地施設活用事業の公募でも契約候補者に選ばれており、近く土地・建物の売買で仮契約を結ぶ見通し。敷地内にコーヒー関連工場や食品生産工場の新設などを予定し、今後10年の総投資額に33億円を想定する。
担当の産業振興課では「民間のノウハウを存分に発揮してもらえたら」と大きな期待を寄せている。
(北海道建設新聞2021年1月21日付4面より)
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