宇宙に一番近いまちへ
宇宙基地誘致開始から37年、大樹町で北海道スペースポート(HOSPO)のLC1射場が9月7日に着工した。2024年完成予定で国内民間企業初の宇宙空間到達を果たしたインターステラテクノロジズ(本社・大樹)の人工衛星輸送用ロケットを打ち上げる。町は今後も滑走路新設や民間事業者が使うLC2射場の建設を計画。近年は町内で宇宙関連の事業所開設や新規出店が続き、人口減少に歯止めがかかった。産業集積やインフラ整備を進め、道内や国内、さらにはアジアで一番宇宙に近いまちへ。大樹の挑戦が続く。(おわり)