札幌市都市局は、情報通信技術を活用し受発注者間で工事に関する情報を共有できる工事情報共有システム(ASP)について、2024年度の本格導入に向けた準備を進めている。22年度は光陽小、山の手小改築の主体(公告済み)で特記仕様書にASPの活用を指定。今後発注する付帯の電気、機械も対象に加えて検証し、業務の効率化を図る。
北見市は、市内北上を流れる常呂川水系のイワサキ川改修を計画している。市が管理する延長3.7kmのうち、上流側の400m区間を対象として、大雨などの災害に備えた対策を講じる考えだ。下流側を管理する道と協議しながら、2022年度に進める設計で改修内容や工期を固め、23年度以降に着工する。
上川総合局産業振興部は、2022年度に新規採択となった畑地帯総合整備中山間地域型西達布地区(富良野市)について、23年度に着工する計画だ。調査設計は22年度から25年度までを予定し、工事と並行して進めていく。総事業費は12億円を試算した。28年度の事業完了を目指す。
後志総合局農村振興課は、中山間地域型共和北地区の2024年度着工を計画している。区画整理187haや用水路4670mを予定。総事業費に20億円、工事費に16億2900万円をそれぞれ試算する。22年度は2カ年調査の2年目に入り、23年度の事業採択を目指している。