本別町は老朽化する特別養護老人ホームの建て替えについて、2025年度の着工を計画している。26年度の供用開始を目指し、24年度に基本・実施設計に取り組む。建設地は複数案で検討していて、規模などの詳細は23年度に庁内や関係機関で協議する。
足寄町は、特別養護老人ホーム「あゆみの園」の移転改築で総事業費に20億2048万円を試算している。建設費は17億9548万円、設計監理費は5606万円を占める。基本設計は指名型プロポーザル方式で2022年度内に業者を選定。23年度に実施設計に着手し、24年度に着工する。25年4月の供用開始を見込み、その後は外構と解体に取り掛かる。
内閣府の広域連携SDGsモデル事業で、北見地域定住自立圏を形成する北見、美幌、津別、訓子府、置戸の1市4町の提案が選定された。福祉分野で連携した取り組みを加速させる。「地方圏において誰もが住み慣れた地域で暮らし続けられる仕組みプロジェクト」の名称で、地域福祉を担う人材不足や物理的な距離が遠いなどの課題に対応する。広域連携によるスケールメリットを生かした住民への福祉サービス提供体制の構築や障害者就労を進め、誰もが住み慣れた地域で暮らし続けられる仕組みづくりを目指す。