地震を乗り越え、世界に開かれた安全・安心で活力のある北海道を―。高橋はるみ知事は、本社の荒木正芳代表取締役社長と対談し、「平成」から新たな時代へと歩み始める2019年の抱負をそう語った。北海道胆振東部地震からの復旧・復興を庁内や関係機関との連携強化で加速させるとともに、地域に寄り添ったきめ細かな対応を決意。災害検証を踏まえて一層の強靱(きょうじん)化を目指す。道内鉄道網の維持に関しては、利用促進や工夫を凝らした施策を展開する必要性を強調した。人口減少という大きな課題に立ち向かうため、将来を担う人材の育成や、世界の中で本道の強みを発揮する取り組みを推進して、本道の未来を切り開く。