全道で異例の猛暑となった今夏。宗谷管内でも8月下旬まで暑さが長引く異常気象に見舞われた。各自治体は小中学校の教室で冷房設置や夏休みの期間延長など暑さ対策に向けた対応を進めている。
道は、2023年7月1日時点の道内基準地価を発表した。林地を除く宅地995地点の全道平均変動率はプラス2・3%。住宅地、商業地、工業地の全ての用途が前年度を上回り、3年連続の上昇となった。上昇率を見ると、ラピダス(本社・東京)の次世代半導体工場新築で注目を浴びる千歳市が住宅地、商業地ともに上位3位までを独占。住宅地は戸建てに加え、企業進出で共同住宅などの需要が旺盛となっており、商業地も半導体関連企業のオフィス用地需要や投資目的の土地取引が活発化しているとみられる。
中頓別町は、日本最北のワイン生産地を目指している。特産品の開発を目指しブドウの試験栽培を始めた。良好な結果を得て2023年度は商用化を見据えた苗木を定植。30年度の試験販売を経て、本格的なワイン生産に結び付けたい考えだ。
十勝を代表する重要文化財に、十勝人の建築作品が集結。NPO法人双葉の露は9月17―24日、帯広市内の旧双葉幼稚園舎で「十勝建築展」を初開催する。設計や施工に携わった建物のほか、調査研究した建物の記録をパネルで展示。地元建築士の活躍を見てもらうと同時に、園舎を活用することで建物の保全や認知度アップにつなげる。