2022年09月09日 17時10分
カーボンニュートラル実現の一手段として注目される電気自動車(EV)。普及の鍵になるのは関連インフラの整備だ。十勝管内では道の駅など公共施設に充電設備の設置が進む。一方で、自動車業界からは「EVの特性である『自宅で充電』が主流にならなければ、本格的な普及は遠い」との指摘がある。ゼネコンや住宅メーカーに話を聞くと、十勝管内と札幌圏で温度差があった。
2022年09月09日 16時23分
苫小牧港管理組合と石油資源開発は8日、液化天然ガス(LNG)のバンカリング需要拡大に向けたトライアルを道内で初めて実施した。関係者約150人が見守る中、苫小牧港西港区北ふ頭3号岸壁で、LNGを陸上のローリーから海上の船舶に供給。苫小牧港でのLNGバンカリング拠点形成に期待が高まった。
2022年09月09日 08時00分
2023年4月、風力発電専用の新たな送電網が道北で商用運転を始める。道内の陸上風力連系容量は25年にかけて倍増する見込みだ。整備したのはユーラスエナジーホールディングス(本社・東京)の子会社、北海道北部風力送電(同・稚内)。非大手電力系による送電網整備は全国的にも異例だ。風力発電の自然変動には、出力抑制技術と世界最大級の蓄電池で対応する。他社が撤退する中での事業継続には地元企業の役割も大きかった。
2022年09月09日 07時00分
この記事は北海道建設新聞2022年9月7日付2面に掲載されました。本文は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。
2022年09月07日 08時00分
世界を股にかける写真家が今、建設業の現場にカメラを向けている。旅先を撮影した写真とエッセーで国内外から高い評価を受ける山崎エリナさん。現場で働く人の姿に心奪われ、構造物だけでなく工事に携わる人を追い続けている。2019年にはインフラをテーマにした写真集などの活動で国土交通省のインフラメンテナンス大賞優秀賞を受賞。道内をはじめ全国各地の企業団体から撮影依頼を受ける写真家に、建設業の魅力と北海道への印象を聞いた。