札幌市内で2020年に新規発売された分譲マンションは1345戸で、前年を0.9%上回ることが住宅流通研究所の調査で分かった。JR苗穂駅周辺の大型再開発に伴う高層マンションの供給が本格化したことなどで、全体を押し上げた。一方、繰り越し分を含めた成約に関しては、新型コロナ禍の影響などで14.9%減の1201戸と伸び悩んだ。販売したデベロッパーは2社増の23社。大和ハウス工業が249戸を発売し、首位となっている。