旭川建管は2023年度、南富良野町にある金山幾寅停線の線形改良6工区で、橋梁架設に着工する。橋長52mの単径間の鋼橋で、23年度に下部、24年度に上部を施工する。23年度の工事費には3億5000万円を要望している。
興部町は橋梁長寿命化計画を改定した。2023―32年度で総事業費6億520万円を試算する。このうち、19橋の補修費に3億6510万円を投じる見込みだ。23年度は1962年に架設した東中央道路の興栄橋(橋長5.4m)で橋面防水や舗装打ち換えなどを予定する。橋長100mを超える宮下北興間道路の北興橋は26年度設計、27年度着工を目指す。
釧路開建が新設を進めている44号尾幌糸魚沢道路の区間内全7橋梁の規模が固まった。No.7橋梁は橋長1586mで、上部が7径間連続鋼鈑桁と5径間連続鋼細幅箱桁の3連、下部が逆T式橋台、張出式橋脚とする方向。現在はNo.2、6、7の詳細設計に取り組んでいて、年度内に全て完了する。地域の動脈ともなる道路として期待される事業が着実に進んでいる。