函館開建は2024年度、函館市内を走る国道5号と常盤川の交差部に橋梁を新設する可能性を予備設計で探る。函館建管の治水対策に伴う対応。概略設計をするほか、概算事業費を算出して具体的な対策を精査する。土木関係コンサルを対象に簡易公募型で第2四半期(7―9月)に入札する。
木古内町は、木古内川に架かる元瓜谷橋架け換えの初弾工を年度明け早々にも指名通知する。用地買収費なども含む総事業費は6億6000万円で、2024―26年度の3カ年での施工を見込む。24年度予算案には工事費2億1000万円を計上。現橋の一部撤去や新橋の橋脚施工などを1件にまとめ、4月中旬にも入札する考えだ。
様似町は2024年度、昨年10月の大雨で被災した西町大海辺線西様似2号橋を架け換える。迂回路となる仮設道路の設置も予定。それぞれ2月ごろに指名通知する計画だ。工事費に3億9100万円を確保している。
釧路建管は2024年度、道道阿寒標茶線1550mの線形改良に着工する計画だ。第1号橋の架け換えも予定していて、総工事費は8億1000万円を試算。24年度は270mの改良に2億6000万円を要望している。
稚内建管は2024年度に6橋の補修を新規要望している。豊牛下頓別停線浜頓別町宇曽丹橋の支承や下部断面の補修など。事業費は合わせて5億2000万円を見込んでいる。