長万部町は町立病院の移転新築を構想している。津波被害の回避や老朽化の解消が目的。2028年度から2、3年かけて施工する想定だ。人口減少を踏まえ、延べ3669m²の現施設から規模を縮小することも視野に入れ、25年度策定予定の基本計画などで詳細を詰める。
函館市企業局は、住吉などポンプ場5カ所とマンホールポンプ所43カ所にある遠方監視制御設備の更新を計画している。7月の一般競争公告を視野に入れ、電気A等級の単体による入札を想定。工期は21カ月を確保する。2025年度末までの完成を目指す。
鹿部町は2024年度から2年かけ、大雨など異常気象時に水を紫外線で消毒できる処理施設を町浄水場敷地内に新設する。総事業費4億7000万円を試算。初年度はポンプなど機械設備を製作する方針で、5月上旬にも指名競争入札する。25年度に本体を施工する考えだ。
函館開建は2024年度、函館市内を走る国道5号と常盤川の交差部に橋梁を新設する可能性を予備設計で探る。函館建管の治水対策に伴う対応。概略設計をするほか、概算事業費を算出して具体的な対策を精査する。土木関係コンサルを対象に簡易公募型で第2四半期(7―9月)に入札する。
森町は5月上旬にも、鷲ノ木小校舎改修を主体、機械、電気に分割して一般競争公告、入札する。屋根や外壁が中心で、エアコン設置も含む。総工費は4億4000万円。6月の着工と2025年3月の完成を目指す。