和寒町は、特別養護老人ホーム建て替えに伴い新築する福祉施設の基本計画を公表した。当別町に本部を置く社会福祉法人ゆうゆうが老人ホームのほか、食の拠点や仕事スペースなどを含む複合施設を計画し、運営を担う。概算の総事業費は30億円を見込んでいる。2024年度は基本設計に着手し、26年度に着工、27年度内の完成を目指す。
足寄町は、特別養護老人ホームとデイサービスセンターの移転新築を夏にも主体、管、電気の3分割で指名競争入札する予定だ。2カ年で施工し、早ければ2025年度の供用開始を目指す。
標茶町は町立特別養護老人ホームやすらぎ園と町立軽費老人ホーム駒ケ丘荘について、合築を視野に整備方法を検討している。両施設とも老朽化が喫緊の課題となっている。2024年度に実施設計に取り掛かる予定のみどり保育園改築の完了後に着手する見込み。
根室市は、老朽化した老人福祉センターの移転新築を検討している。他施設との複合化も視野に仮称・老人福祉センター建設基本構想策定業務を外注し、年度内にまとめる意向だ。
北海道建設新聞の2023年6月29日付2面に掲載。記事は「e-kensinプラス」「DoKoDe 北の羅針盤ジャーナル」で読むことができます。