旭川市は、永山東光線の橋梁新設に伴う道路改築の実施設計を14日に一般競争入札し、2024年度末までに完了させる。道路延長は540m、両側副道を含む全幅は42・5mの規格で、擁壁、大小3基のボックスカルバートといった構造物も合わせて設計。27年度以降の道路工事に備える構えだ。
函館開建は2024年度、函館市内を走る国道5号と常盤川の交差部に橋梁を新設する可能性を予備設計で探る。函館建管の治水対策に伴う対応。概略設計をするほか、概算事業費を算出して具体的な対策を精査する。土木関係コンサルを対象に簡易公募型で第2四半期(7―9月)に入札する。
旭川市は、忠和6条道路線の拡幅で2024年度の第1工区としてボックスカルバート42mの設置を4月中旬に一般競争公告し、5月に入札する。第2工区はボックスカルバートの設置24mを予定し、6月の公告と7月の入札を見込んでいる。
釧路市の2024年度予算に占める道路新設改良費は7億1812万2000円となった。新規で音別跨線橋の架け換えに着手するほか、富士見緑ケ岡通の拡幅を完了する。
網走市など1市5町で構成する斜網地区廃棄物処理広域化推進協議会は、中間処理施設建設に向けて道路整備を含めた造成を計画している。造成の工事費は道路などを含め約12億7000万円と概算。うち道路整備は2区間で3億円規模とみる。本体の着工は2026年度を見込んでいて、24年度の各種調査・設計を終えた後、造成に入る意向だ。