札幌市は、丘珠空港の利活用方針となる将来像案を早ければ23日に公表する。小型ジェット機を通年就航できるよう滑走路を現在の1500mから1800mに延長することや、ターミナルビルの整備などを盛り込む。総事業費は250億―350億円。近隣住民への説明会開催と市議会総合交通政策調査特別委員会での報告を経て、年内に成案化したい考えだ。
苫小牧市は、JR苫小牧駅周辺南地区を対象とした都市再生整備計画を策定した。社会資本整備総合交付金の活用に向けた計画で、期間は2022―26年度。交付対象事業費に23億8800万円を試算する。仮称・苫小牧市民ホール整備と、これに伴う情報板、緑地整備などを盛り込んでいる。
北海道基地協議会は12日、余市町内のホテル水明閣で2022年度総会を開き、23年度の防衛施設周辺整備事業要望をまとめた。新規14事業を含む53事業。美幌町が埋め立て処分施設整備の実施設計、北広島市が東部小校舎防音機能復旧を新たに要望し、継続では大樹町の町道浜大樹線道路整備、別海町の中西別上風連線改良舗装に取り組む。