道は、札幌市厚別区の野幌森林公園にある百年記念塔が解体された場合の跡地整備の進め方に関する考えをまとめた。跡地の再利用策として、新たに設置するモニュメントや周辺広場について、幅広く提案を募集するプロポーザルの実施を検討する方針だ
道は21日、2020年度予算案を発表した。一般会計は2兆8200億9318万5000円で、前年度肉付け補正後比1.4%の減少。このうち、公共事業などの投資的経費は3813億4648万円、特別会計も含めると3899億5399万円に上り、いずれも伸び率は1.7%増になる。泊共和線の仮称・茅沼1号トンネルの着工を計画するほか、北海道日本ハムファイターズのボールパーク(BP)へのアクセス道路となる仮称・きたひろしま総合運動公園線の新規事業着手も見込んでいる。建築では、北海道消防学校校舎改築に向けた実施設計費を計上した。
道環境生活部は、札幌市厚別区にある北海道博物館や北海道開拓の村、北海道百年記念塔からなる百年記念施設の再生に向けて、ワークショップや専門家とのヒアリング、パブリックコメントを経て、2018年内にも構想をまとめる考えだ。