地獄のような光景がテレビで生中継された。海沿いの街に巨大な津波が押し寄せ、住宅や工場などの建物を破壊し、船や車、人々をのみ込んでいった。
悲しみや怒り、戸惑いが交錯する被災地。街の復興と住民の生活再建に全国から支援の輪が広がり、道内の建設会社も貢献してきた。
仮設住宅での暮らしを余儀なくされている被災者はまだ大勢いるが、復興は確実に進展している。
過去の津波で悲惨な経験をしている本道も対岸の火事ではない。有事の自然災害に備えて検証と対策が求められる。