現場で成果出す技術者に
将来を決めたのは、いくつもの縁だった。父の勧めもあって帯広農高の農業土木工学科に入学。部活では陸上の走り高跳びで活躍した。運動が大好きで将来も体を動かせる仕事に就きたいと考えていた。
3年生の時、同高が開催した説明会で建設業に関心を持つ。かつて高堂建設(本社・帯広)の事務員として働いていた母から会社の雰囲気を聞いたことが、入社のきっかけとなった。
昨年の大雨で被害を受けた農地の復旧工事の測量にも携わる。「農家さんの笑顔を早く取り戻したい」と仕事にも気合が入る。
目標は上司のように現場で成果を上げ、社内表彰を受ける技術者。2級土木施工管理技士の取得に向け、持ち前のチャレンジ精神を武器に現場経験を積み上げていく。
(2017年5月25日掲載)