両親や地域のため働く
「故郷の網走で、両親や地域のために働きたい」と意欲を見せる。網走桂陽高から道都大経営学科に進学。この春卒業し、そうけん(本社・網走)に入社した。
建設業に興味を持ったのは小学生の時。友人の父親が同社の社員で、深夜に除雪作業へ向かう姿を見て「かっこいい。この仕事をやってみたい」という思いが芽生えた。
「地元で働きたい」と網走市内の建設業者を探していたところ、「この町のために」というフレーズが使われていた同社に心を引かれた。
現在、道路の災害復旧現場で写真撮影や測量の補助などに携わる。小4から野球を続けているため「体力には自信がある」と話す。現場ではリスク管理を徹底し「重機の旋回内には入らない」など先輩の声に耳を傾ける。
目標は1級土木施工管理技士の取得。「早く一人前になり、自分でものをつくり、慕われる上司になりたい」。そんな未来を描いている。
(2017年5月27日掲載)