北海道建設新聞の2023年5月29日付2面に掲載。記事は「e-kensinプラス」、「DoKoDe 北の羅針盤ジャーナル」で読むことができます。
留萌市は、3月31日に営業を終えたJR留萌駅跡地で計画している複合施設新設について、2027年度の着工を目指している。市役所の一部機能を盛り込むほか、イベント開催、防災拠点といった多様な使い方を想定。隣接する道の駅「るもい」(船場公園)との連動も視野に駅周辺エリアのにぎわい再生を図る。
倶知安町は、2024年度の着工を見込む公住南6条団地建て替え5棟60戸の工事費に、建築と外構、既存団地解体合わせて22億5500万円を試算している。1棟当たりの延べ床面積は1000m²程度とする想定だ。
帯広畜産大は、6月下旬にアイスクリームなどを製造する乳加工施設改築を公告する見通しだ。畜産フィールド科学センター再開発の一環で、ZEB Ready基準を満たす施設とする。工事は3分割で、主体が総合評価、電気と管は一般競争を見込む。工期は7カ月とし、2024年2月末の完成を目指している。主体の工事費は2億―6億円を見込む。