北洋銀行は26日、「ものづくりテクノフェア2018」を札幌市内のアクセスサッポロで開いた。北海道命名150年を記念する今回は、過去最多の238企業・団体が出展。生産性向上につながるロボットの展示のほか、道内大学・企業による最先端のAI(人工知能)研究などを紹介する「北海道のものづくり」ゾーンを設けた。函館と旭川の両高専による、ロボットを使った風船割りの実演もした。
清都組(本社・石狩)が開発したCF(キャンバーフォーム)工法の普及に向け、道内外のゼネコンなど21社で構成するCF工法協会が10日に発足する。会長に清都一章同社社長、副会長に栗田悟北海道建設業協会副会長が就任。道内での工法普及と啓発宣伝、技術開発などを進める。
道内産業などへのVR(仮想現実)の利用活性化を目指し、北海道VR推進協議会準備事務局は27日、札幌市内の道新ホールで発足記念セミナーを開いた。北大大学院情報科学研究科の金井理教授ら有識者が、VRを活用したインフラ整備やまちづくりについて意見を交わした。北海道新幹線札幌駅計画を再現したVRシミュレーションや、3次元モデルを活用した屋内外環境調査手法なども公開。約500人の参加者が道内でのVRの可能性に関心を寄せた。