上士幌町は、時代の変化に対応する公園づくりを目指し、公園整備等基本構想をまとめた。各公園の改善点などを洗い出し、整備優先度を決定。役場庁舎南側にある中央公園に屋根付き施設の設置などを検討する。利用状況を踏まえて再編も視野に入れる考え。計画期間は設けず、内容は必要に応じて改定する。
釧路町は公園施設の長寿命化事業に12億5733万2000円を試算している。都市公園45カ所のうち35カ所が対象。2032年度までの10カ年で遊具や砂場、転落防止柵などを順次整備する方針だ。長寿命化によって、年度当たり46万円のコスト縮減を図る。
網走市は、都市公園4カ所の新設を盛り込んだ都市公園等再編計画を策定した。市街地の公園を対象に、利用実態や地域要望、将来予測に合わせて最適化する。新設する公園はいずれも子育てに適した公園とし、既存の公園79カ所は用途に合わせ遊具を更新・撤去する。計画期間は2023―27年度を見込み、初年度は8カ所で遊具設置に取り組む。
倶知安町は施設更新といった旭ケ丘総合公園の方向性を検討している。町営プール移転後の跡地周辺で、スケボーパークをはじめスポーツ施設の整備を計画。スキー場のジャンプ台を撤去した跡地をスキーなどの滑走エリアとして競技利用する見通しだ。
札幌市は2023年度、屯田西公園改修に約6億6000万円を投入する。造園工事2件、建築工事1件を予定。テニスコートの人工芝敷設などは29日にも総合評価実績評価Ⅰ型で一般競争公告する。管理事務所新築など建築は4月上旬、駐車場整備は5月中旬の公告を検討している。