旭川市は、2024年度社会資本整備総合交付金の公園整備事業で5億3000万円を国に要望している。前年度に比べて24.7%の増額。東光スポーツ公園中央広場では親水施設や園路の整備をするほか、長寿命化で常磐公園の複合遊具更新も予定する。
芽室町は、芽室公園などの再整備を計画している。社会資本整備総合交付金を活用した2024年度公園整備の1次要望に、事業費ベースで2900万円を積み上げた。公園ストック再編計画の策定を予定。対象は約50ある町内全ての公園で、再整備や集約の方針をまとめる。発注方式は公募型プロポーザルや指名競争を含めて検討中。24年5月以降に入札し、町民とのワークショップやパブリックコメントを経て、年度末に策定する見通しだ。
環境省は13日、日高山脈襟裳国定公園を2024年中に国立公園へ昇格する手続きを進めると発表した。現在の国定公園区域から指定範囲拡張を見込んでいて、今後は地権者や道、市町村といった関係機関と指定区域の調整などを進める。昇格となれば、道内の国立公園は7カ所となる。
北海道建設新聞の2023年6月6日付12面に掲載。記事は「e-kensinプラス」、「DoKoDe 北の羅針盤ジャーナル」で読むことができます。