今夏の猛暑を受け、後志管内で小中学校をはじめ教育施設へのエアコン設置に向けた動きが加速している。蘭越町は3定補正で一部施設の工事費と、2024年度以降に向けた設計費を確保。倶知安町は保健室への設置費を近く補正する。メーカー側は対応できるよう需要の把握を急いでいる。
北海道建設新聞の2023年10月18日付2面に掲載。記事は「e-kensinプラス」「DoKoDe 北の羅針盤ジャーナル」で読むことができます。
後志管内土木3官庁(小樽開建、小樽建管、後志総合局農村)の2023年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度同期より1者少ない117者が7%増の311億5678万円を確保。上位20者では4者が入れ替わった。
小樽建管は、市内の小樽運河に架かる小樽港線中央橋とその周辺で交通混雑対策を検討している。観光中心地の環境改善に向け、検討の一環で年度末まで中央橋の予備設計をし、結果を踏まえて次年度以降の取り組み内容を精査する。
留寿都村は、留寿都小と留寿都中を統合した義務教育学校の基本構想・計画の素案を年内にまとめる。村教育委員会は留寿都小敷地内での校舎増築と屋体新築を想定し、2024年度の基本設計を視野に入れている。村議会での議論を踏まえ、年度内に義務教育学校設置の可否を判断する考えだ。