北見市は公住北進町団地3、4号棟と公園団地5、6号棟の新築を早ければ1月上旬に指名通知する。施工費は北進町団地が2億6400万円、公園団地が2億8000万円程度となる。団地ごとに主体、電気、設備、木製建具の4分割で発注する見通しだ。
ニセコ町は公住の仮称・新富士見団地2号棟を2024年度に新築する計画だ。24年4月の発注と契約を想定。第4回定例町議会に提出した補正予算案に工事費4億833万1000円を計上している。
乙部町は2024年度、公住滝瀬第一団地F棟を新築する計画だ。主体、電気、機械の3分割で発注予定。5月ごろの指名通知を見込むが、補助金の決定次第で23年度内に前倒す可能性もある。団地は25―28年度に4棟12戸を新築する方針だ。
十勝管内19市町村の2023年度上半期(4―9月)新設住宅着工動向がまとまった。総着工数は935戸で、比較可能な19年度同期から331戸減少。延べ床面積は8万4156m²で27.8%下回った。帯広市など17市町村が減少したものの、住宅需要の高い音更、芽室両町は増加した。
美唄市は、旧美唄工高跡地に老朽化が著しい公住いなほ団地など3団地を移転集約し70―80戸程度を新築する。商業施設や子ども向け施設などの機能導入も想定し、広く市民が価値を享受できるようなエリアづくりを目指す。敷地周辺道路は拡幅し、敷地内にある体育センターは引き続き活用する考えだ。