後志管内土木3官庁(小樽開建、小樽建管、後志総合局農村)の2023年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度同期と同数の125者が5.7%増の316億3286万円を確保。総額に占める管内業者のシェアは65.8%だった。
余市町は、一般廃棄物最終処分場クリーンセンターの第2期埋め立て地を延命する方針を固めた。拡張に向け、2024年度の基本設計、25年度の実施設計と着工を視野に入れている。容量は3万m³程度とする予定だ。
倶知安町教育委員会は、旭ケ丘スキー場ジャンプ台撤去の2024年度着工を町に要望している。スキー場の営業に支障が出ないよう4年の工期を見込む。概算の総工費は、PCB塗膜が付いた鋼材の処分費を含めて3億1800万円としている。
小樽市は2025年度、消防本部を改修する計画だ。後志管内13市町村による26年度からの消防指令業務共同化に向け、新たな指令センターを設けてIP電話などに対応した最新の設備を入れる。3月にも実施設計を指名、入札する。
ニセコまち(ニセコ町富士見168の2、髙橋守社長)は環境モデル街区「ニセコミライ」の整備で、2024年度は1工区の分譲B棟と賃貸A棟に着工する計画だ。分譲は延べ948m²の規模で8戸。賃貸は延べ約500m²の10戸を見込む。施工者は今後決める。