長沼町教委は、2027年度開校を目指す義務教育学校新築の基本設計素案をまとめた。24年度に長沼中屋内体育館と隣接地にある町民会館を先行解体した上で、25、26年度に屋内体育館一体型の新校舎を施工。一部民有地を取得し、スクールバス乗降場や職員駐車場などに活用する配置計画を固めた。
美唄市は、旧美唄工高跡地に老朽化が著しい公住いなほ団地など3団地を移転集約し70―80戸程度を新築する。商業施設や子ども向け施設などの機能導入も想定し、広く市民が価値を享受できるようなエリアづくりを目指す。敷地周辺道路は拡幅し、敷地内にある体育センターは引き続き活用する考えだ。
滝川市は、JR滝川駅前地区再整備について2023年度内に基本構想を示す。市総合計画や立地適正化計画の策定時に市民から募った意見を基に、庁内で策定に向けて検討を進める方針だ。駅近くで閉鎖した大型商業施設「スマイルビル」の取り扱いを含め市を象徴する再開発につながるか注目される。
空知総合局産業振興部は、2024年度に中山間東納内3地区(深川市)の初弾工を発注する方針だ。区画整理などに取り組むもので、総事業費は27億円。31年度の事業完了を見込む。
札幌建管は、岩見沢市内で施工しているポントネ川大規模特定河川改修の2024年度以降残事業費に17億3400万円を見込んでいる。ポントネ川沿いに3つの遊水地などを整備するもので、23年度は第1、2遊水地の掘削と護岸を発注したほか、第3遊水地の着工に向けて用地買収を進めている。24年度も、引き続き第1、2遊水地の掘削、第3遊水地の用地買収を予定している。