札幌市は、大型再開発の動きが活発化するJR札幌駅周辺エリア再整備の基本的な考え方をまとめた。北5西1・西2地区などの各街区で、具体的な計画検討が進むことから策定。駅、駅前広場、周辺市街地を「駅まち空間」として一体的に捉え、街区間連携を含めエリア全体で整合の取れた空間形成を目指すための共通目標としている。
この記事は北海道建設新聞2021年11月11日付1面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナー、またはe-kensinマップをご覧ください。
JR北海道は10日、札幌駅で子会社の札幌駅総合開発が運営する商業施設「札幌エスタ」を2023年夏に閉店すると発表した。施設が位置する北5西1・西2街区で再開発ビル工事が本格化するためで、テナント各店とはこれから交渉に入る。現在エスタ1階にあるバスターミナルも、商業施設と前後して閉鎖するとしている。
月形町は8日、まちづくり懇談会を町内で開き、地域拠点施設整備など主要事業をテーマに概要や進捗状況について説明した。同施設は、町民の集いの場や商業エリアの拠点として、既存校舎[MAP↗]を改修して使うことに限定せず、必要に応じ新施設整備を検討する考えを伝えた。