札幌市は28日、仮称もみじ台地域まちづくり指針の策定に向け、検討委員会の初会合を開いた。市営住宅の老朽化や少子高齢化などの課題解決へ議論し、ゾーニングによるエリアマネジメント施策を検討する考え。2022年度に指針の素案をまとめ、23年度策定を目指す。地域が中心となり22年度策定を目指すもみじ台まちづくりビジョンでは、もみじ台管理センターの複合交流文化施設への建て替えなどの意見も出ている。
札幌市経済観光局は2022年度、再検討を進めている新MICE施設整備で、21年度の市場動向調査結果を踏まえ、内容や規模、機能、スケジュールといった施設整備計画を検討する考えだ。現在は検討業務の内容や発注時期などを協議している。
千歳市はグリーンベルト地下駐車場長寿命化計画素案を策定した。2022―51年度の維持費に21億2419万3000円を試算。駆体にかかる費用に7億5475万1000円を見込み、コンクリート中性化やひび割れの処置に取り組む。22年度は1848万円を充て、消防設備の粉末消火設備制御盤や操作盤の更新を考えている。