食と観光を戦略的産業に位置付ける第8期北海道総合開発計画(2016―25年度)が2年目を迎え、日本全体の成長を支える「生産空間」の維持の具体的な展開が図られようとしている。生産空間維持のためには、鍵となる地域交通の自動運転化とこれに必須の高速ネットワーク網の構築や、災害に強い国土づくり、そしてそれを支える建設業の存在が欠かせない。7月に就任した和泉晶裕北海道開発局長にこれらの課題を聞いた。