旭川市は、旧総合庁舎の解体を12日にも一般競争公告し、5月中に入札する。2カ年の工事費として8億8000万円を措置。跡地は駐車場にする計画だが、市民文化会館建て替えの候補地にもなっているため、今秋をめどに跡地整備の方向性を固める。
登別市は、市役所本庁舎移転建て替えの本体を7分割で月内に一般競争公告する見通しだ。内訳は主体と電気がそれぞれ2分割、機械が3分割。5月の入札後、6月定例市議会での承認を得て7月の着工を目指す。総事業費に79億7598万2000円をみている。
道建設部建築局は、北見農業試験場庁舎改築の主体を3工区に分けて3月下旬にも一般競争公告する。規模はRC一部W造、2階、延べ1484m²で、概算事業費は13億7000万円。4月上旬に強電、弱電、空調、衛生をそれぞれ公告し、5月の着工、2026年3月の供用開始を目指す。
下川町は2024年度、役場庁舎と消防庁舎の老朽化対策を検討する。建て替えや集約を含めて町民と共に幅広く議論していく。今夏にも検討委員会を設立する。
比布町は、役場庁舎や福祉センターなど複数の公共施設をまとめて建て替える複合庁舎の整備に向けて、2024年度早々に基本計画・基本設計を公募型プロポーザルで公告する予定だ。規模はW造、延べ3900m²での新築を構想。2カ年で基本設計まで終わらせ、25年度中に実施設計を発注する計画だ。