札幌市内を中心とした鍛冶工の10社が集まり、北海道鍛冶施工協力会を設立した。互いの親睦を深めながら情報を共有したり技術の研さんに努めるほか、取り組みに賛同する企業を全道各地からどんどん募っていく。初代会長には石狩機材(本社・石狩)の北川敏夫社長が就いた。
イトイ産業(本社・士別)で土木工事などに従事する木村鈴子さんが、現場の状況に合わせて工夫を凝らす丁寧な姿勢が評価され、2018年度の優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)に左官工として選ばれた。本年度の道内受賞者のうち唯一の女性でもあり、自身の経験を踏まえ、「女性目線で見てもとてもやりがいのある仕事、と知ってもらうための工夫が必要」と話すなど、建設業で活躍する女性がさらに増えることを願っている。
各種屋根工事を営む梨木工業(本社・苫小牧)の職長、古市友之さんが2019年2月に静岡県富士宮市で開催される第41回全国建築板金競技大会の技能競技の部に、道の代表として出場する。古市職長は「少しでも精度を上げて上位に入れるよう頑張る」と気を引き締めている。