留萌建管は、過去の浸水被害を受けて抜本的な対策を講じている古丹別川大規模特定河川(苫前町)について、2024年度北海道開発予算概算要望に約7億円を挙げている。工事は2カ所を整備する遊水地のうち、先行している第2遊水地の掘削に約9万m³を盛り込んだ。
北海道建設新聞の2023年9月8日付4面に掲載。記事は「e-kensinプラス」「DoKoDe 北の羅針盤ジャーナル」で読むことができます。
留萌建管は、ニシン漁で繁栄した歴史的に由緒ある増毛町市街を対象に新規事業化を目指す道道増毛港線の無電柱化事業について、2024年度北海道開発予算概算要望に5000万円を挙げている。実施設計に充て、電線を地中に収容するための掘削深などを算出する。
留萌管内土木3官庁(留萌開建、留萌建管、留萌振興局農村振興課)の2023年度第1四半期(4―6月)の業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。全70者が総額152億4528万円を落札。10件、25億1430万円を獲得した堀口組が首位を射止めた。
留萌振興局農村振興課は、羽幌町で計画している中山間地域型二股地区について、2024年度の事業化を目指している。経年劣化や老朽化している揚水機場の更新、用水路の改修などが主。不正形なほ場を改善し、大型機械の作業効率化も図る考えだ。総事業費は33億円を見積もる。23年度は2カ年調査の2年目に入っている。