網走市は、都市公園4カ所の新設を盛り込んだ都市公園等再編計画を策定した。市街地の公園を対象に、利用実態や地域要望、将来予測に合わせて最適化する。新設する公園はいずれも子育てに適した公園とし、既存の公園79カ所は用途に合わせ遊具を更新・撤去する。計画期間は2023―27年度を見込み、初年度は8カ所で遊具設置に取り組む。
倶知安町は施設更新といった旭ケ丘総合公園の方向性を検討している。町営プール移転後の跡地周辺で、スケボーパークをはじめスポーツ施設の整備を計画。スキー場のジャンプ台を撤去した跡地をスキーなどの滑走エリアとして競技利用する見通しだ。
札幌市は2023年度、屯田西公園改修に約6億6000万円を投入する。造園工事2件、建築工事1件を予定。テニスコートの人工芝敷設などは29日にも総合評価実績評価Ⅰ型で一般競争公告する。管理事務所新築など建築は4月上旬、駐車場整備は5月中旬の公告を検討している。
旭川市は、2023年度予算案で緑地公園費として前年度当初比11.5%減の19億7769万円を計上した。1定補正の繰り越しを含む執行ベースは14.5%減の19億8919万円で、花咲スポーツ公園陸上競技場トラック改修が完了したため減少に転じた。東光スポーツ公園でのランニングコース整備や忠和公園のアスレチック更新といった工事のほか、花咲スポーツ公園の再整備基本計画策定にも取り組む。
函館市は2023年度、梁川交通公園の再整備に着工する。管理棟の改築とゴーカートコースの舗装改修が中心で、23年度当初予算案に1億7080万円を計上した。年度明け早々にも管理棟改築を一般競争公告する予定だ。26年3月の事業完了を目指す。