北海道遺産

北海道遺産 ④札幌軟石

2018年11月20日 12時00分

北海道150年「石山緑地の岩肌美しく」

 4万年前、支笏湖を形成した火山活動での火砕流が固まった岩石である札幌軟石。加工しやすく、防火性に優れた特性から、開拓使が廉価な不燃建材として広く使用した。明治中期から大正時代にかけて札幌、小樽などで倉庫や建築物に盛んに使われ、身近なところでは札幌市資料館の外壁に採用されている。

 軟石は現在でも南区で採掘されていて、近年では住宅や店舗の仕上げ材として人気がある。石切り場を再利用した石山緑地では、切り立った岩肌が白く美しい輝きを放ち、札幌軟石の魅力を市民に伝えている。


北海道遺産 一覧へ戻る

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 古垣建設
  • 川崎建設
  • 日本仮設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,390)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,262)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,228)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,117)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (835)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。