旭川市は、2023年度の国費2次要望で橋梁を対象とする道路メンテナンス事業補助として10億3940万円を積み上げている。耐震補強では花咲大橋に1億5000万円、平成大橋に2億2000万円を要望。修繕では旭西橋の塗装・床版に1億1000万円、神居大橋の木製床版・手すり交換に2億3000万円を求める。
千歳市は公園施設等更新計画に基づく整備で、2023年度以降の残事業費を54億3203万4352円としている。整備を開始した18年度から22年度までで、カバ公園や富士1号公園など51カ所に8億726万5648円を充てた。23年度は林東公園整備などに1億5000万円程度を確保する考えだ。
上川総合局産業振興部は、富良野市など5市町村にわたって分散して工事を進め、2023年度の完了を目指す草地整備ふらの地区の残事業費に6億6000万円を見込む。内容は草地整備改良219ha、草地造成改良1ha、施設用地造成の付帯工、飼料貯蔵施設2棟建築などとなる。
札幌市スポーツ局は老朽化した美香保体育館について、2030年以降に移転整備する方針だ。カーリングやスケートのアイスリンク整備を含め、市有他施設との集約複合化や交通アクセスの良い立地を検討する。地域への波及効果も考慮して詳細を詰める。