美瑛町は2018年度、青い池などの観光地を中心とする白金エリアの観光客の増加に対応するため、駐車場整備をはじめとした「白金エリア再構築」を事業化する。単年度での整備完了を見込んでおり、17年度に着手した美望ケ原ビルケ線の延伸と合わせて白金エリアの交通環境を一体的に改善することで、混雑緩和や観光客の利便性向上を進め、観光拠点として有効活用を図る考えだ。
北海道新幹線の札幌駅ホーム位置が29日、東案その2(大東案)を採用することで正式に合意した。駅利用の増加が見込まれる中、混雑緩和や将来を見据えた拡張性の高さが決め手となった。JR北海道で基本設計を進めた後、鉄道・運輸機構が国へ工事実施計画の変更認可手続を行う。関係者によると、設計や手続きが順調に進めば2019年春にも関連工事を含めて着工の準備が整う。
市立釧路総合病院の新棟建設を計画している釧路市は、2021年9月の開院に向けてことし9月着工を目指している。分割件数などは未定だが、逆算すると6月には一般競争公告となる見通し。工事費は約179億円と試算している。18年度は並行して既存棟の解体と改修に向けた実施設計も推進。こちらは新棟が完成に近づく21年2月ごろから工事に取り掛かる予定だ。
黒松内町は、2018年度から2カ年で整備する国保くろまつないブナの森診療所の移転新築について、補助認可後の秋ごろに主体、電気、機械の3件分割で入札する考えだ。総事業費は医療機器の更新や外構整備を含め、12億9000万円を試算している。
美幌町と美幌・津別広域事務組合はそれぞれ23日付で、新役場庁舎建設と美幌消防庁舎改築の基本・実施設計を公募型プロポーザルで公告した。両施設の参加表明書は4月5日を提出期限とし持参か郵送で受け付ける。同6―11日に合同の1次審査、2次審査は役場庁舎が5月9日、消防庁舎は同10日に実施し、各施設の設計者は同16日に通知する。