2022年09月21日 00時00分
道は、2022年7月1日時点の道内基準地価を発表した。林地を除く宅地1001地点の全道平均変動率はプラス1.6%で、21年度に続き上昇した。住宅地は、全国上昇率の1―10位までを道内地点が占め、商業地も6位以外を独占した。低金利政策が住宅地需要を後押ししていることへの期待感などから、全道商業地の変動率が3年ぶりに上昇に転じた。商業地・住宅地ともに上昇率1位は北広島市で、札幌からあふれた住宅地需要の受け皿になるとともに、開業が近づく北海道ボールパークFビレッジ(BP)が恩恵をもたらしている。
2022年09月12日 08時00分
十勝管内の人口で差が出た。総務省が2022年1月1日現在の住民基本台帳を基にまとめたデータによると、更別村は前年比26人増の3177人で12年ぶりの増加。背景には子育て世帯向けのサービス充実や新団地造成の効果がある。一方で、広尾町は188人減の6359人。減少率は2.8%で管内ワーストだった。町内の建設業者は「公共工事も減ってきて、一人親方などは本当に苦しい」と漏らす。
2022年09月05日 08時00分
厚生労働省がまとめた2022年上半期(1―6月)の人口動態統計速報によると、北海道の出生数は1万3445人で、前年同期から1103人減少した。このままいくと21年の年間出生数2万9760人(速報値)を下回り、1899(明治32)年の統計以来最少を更新するペースだ。少子化によりストック住宅や空き家問題も一層顕著となり、関係行政や、建設、不動産業界の頭を悩ませそうだ。
2022年08月29日 17時09分
21年度末道内自治体の汚水処理人口普及率は96.2%で、前年度末を0.3ポイント上回った。普及率90%超は95市町村だった。
2022年08月29日 17時00分
倶知安町準都市計画区域を対象とする道の2021年度開発行為許可実績が本紙集計でまとまった。件数は前年度より2件多い6件で、総面積は2倍となる56万2722m²。区域指定後の過去13年間では件数が最多タイ、面積が2番目の大きさとなった。