宗谷管内土木3官庁(稚内開建、稚内建管、宗谷総合局農村)の2022年度第1四半期(4―6月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。57者が142件を受注し、受注総額は1.5%減の116億4601万6355円となった。業者別では11件、16億1550万円を受注した藤建設が首位となった。上位20者中17者を管内業者で占めている。
北海道建設新聞社が独自調査しているゼネコン道内受注高を基に、2007年度から15年間の公共・民間投資の変遷をまとめた。リーマンショックや民主党政権下の公共工事削減など建設投資が落ち込んでいた冬の時代を越え、12年12月に自民党が政権を奪回したことを契機に、経済政策「アベノミクス」が始動。国土強靱化やインバウンド需要、北海道新幹線工事の活発化も重なって息を吹き返し、18年度には上位50社受注総額が過去最高の7740億円に到達した。21年度もコロナ禍が続く状況下で18年度に次ぐ7279億円を確保した。