留萌市は、留萌港南岸地区に新設を計画している小麦の集出荷施設について、2023年度は基本設計に着手する。1基当たりの容量が600tのサイロを6基新設する計画。既存の小麦倉庫は留萌、上川、北空知地区で生産した小麦を収容し道外に移送しているが、計量や船積み方法が非効率なため、抜本的な改善を図る。総事業費は15億円程度をみている。
根室北部衛生組合(組合長・山口将悟標津町長)は、し尿処理を担う標津町内にある浄化センターの老朽化を踏まえ、中標津町内の中標津下水終末処理場に受け入れ施設を併設して機能を移管する方向性を固めた。17日に基本計画策定を入札する。施設の概要やアクセスルートなどの課題を整理し次第、年度内にも住民への説明を開始する。
この記事は北海道建設新聞2023年4月27日付2面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナー、またはe-kensinマップをご覧ください。
栗山町は公住中里団地再編で、2024―26年度に先行する6棟48戸建て替えの建設費に11億円を見込んでいる。24年度は2棟16戸の新築に3億6000万円を試算。主体、電気、設備の3分割で発注する。それぞれ24年6月ごろから25年1月までの工期を予定している。
余市町は一般廃棄物最終処分場クリーンセンターの拡張を検討している。第2期埋め立て地の容量が上限に近づいているため。第2期の延命か第3期の新設か方向性を2023年度内に決める考えだ。測量など関係調査の指名競争入札を5月に予定している。