統計・データ

入国制限緩和で道内在留外国人が急回復 22年6月末統計

2022年12月21日 08時00分
入国制限緩和で道内在留外国人が急回復 22年6月末統計

 技能実習や特定技能の外国人が再び増え始めた。法務省が9日公表した2022年6月末現在の在留外国人統計によると、どちらかの在留資格を持つ外国人は道内に1万4660人と過去最多を記録した。日本政府が新型コロナウイルス対策の入国制限を春に緩和したことで人の往来が回復。本道経済界で、外国人の存在感がまた大きくなりそうだ。

関連キーワード: 人材確保 海外人材

コロナ影響し減少傾向、1912件 道内民泊届け出住宅数

2022年12月20日 08時00分
コロナ影響し減少傾向、1912件 道内民泊届け出住宅数

 観光庁がまとめた住宅宿泊事業法(民泊新法)に基づく届け出状況によると、道内の民泊届け出住宅数は11月10日時点で1912件だった。2019年以降で最少になった21年7月12日時点の1857件を上回っているものの、新型コロナウイルス感染症の影響でインバウンド需要が見込めないことから、届け出数は減少傾向が続いている。一方、アフターコロナの浸透や、10月には入国の水際対策が緩和されるなど、インバウンド回復の兆しが見えてきた。道は民泊推進セミナーを開くなど、需要回復を図る考えだ。

関連キーワード: 宿泊施設 観光

自然の防波堤、海氷 冬季オホーツク海でも効果ありと解明

2022年12月18日 09時00分

 海氷は、波浪を減衰させる効果があることから、海を浮遊する自然の防波堤と言われる。寒地土木研究所は、冬季オホーツク海の波浪に関する海氷の役割を、過去40年間の波浪シミュレーションから解明した。晩秋の波浪が強い年は海氷形成が促進され、冬季波浪の波パワーが抑制されることが分かった。海氷は同海域においても、可変的な防波堤の役割があると示された。

コロナで歩行、宿泊者減 旭川市中心市街地

2022年12月14日 17時15分

 旭川市は、中心市街地活性化基本計画の見直しに合わせて、2017―22年度の取り組み状況フォローアップをまとめた。コロナ禍の外出制限により、中心部の歩行者数、宿泊者延べ人数など主要指標が軒並み低下。中心部の居住人口は微減・横ばいとなっていて、マンション開発により一層の伸びが期待される。

関連キーワード: マンション 上川 地域振興

ロシアの日系企業の7割が営業利益悪化 ウクライナ侵攻で

2022年12月12日 08時00分

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は、ロシアに現地法人や支店を持つ日系企業へのアンケート結果を発表した。2022年の営業利益の見込みについて、全62社の7割が前年より悪化するとした。2月以降のウクライナ侵攻を理由に挙げる回答が9割近くに上る。長期化する侵攻が現地の日系企業にも大きな打撃を与えていることがあらためて浮き彫りになった。

関連キーワード: ロシア 海外市場

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

北海道建設新聞社新卒・キャリア記者採用募集バナー
  • 古垣建設
  • 川崎建設
  • オノデラ

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

セントラルリーシング、千歳に複合レジャー拠点
2023年02月24日 (19,958)
イオン新店舗周辺の3路線を改良 室蘭市が24年度着...
2023年02月24日 (12,303)
真駒内地区義務教育学校、24年秋ごろ着工
2023年02月27日 (5,106)
ラピダスが千歳に半導体工場建設へ
2023年02月27日 (4,472)
来場者の五感を刺激 エスコンフィールド内覧会で実感
2023年03月11日 (3,898)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓 new

おとなの養生訓
第251回「マスクの使い方」。換気がよい戸外ではそろそろ外しても大丈夫です。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第30回「春を待つ街路樹」。街を彩り、運転をしやすくする、景観のお助けアイテムとも言えます。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第28回「『学び直し』の機会提供」。職場内の意識が改革され、多様性が取り入れられます。

連載 北海道開発事業費
見え始めた未来像
2023年度

迫る巨大地震
2023年度の北海道開発事業費を検証しながら、本道建設業の課題を整理する。