札幌市建設局と札幌市除雪事業協会は28日、東区のモエレ沼公園東駐車場で、市道除雪の除雪機械実技研修会を開いた。初めて機械に乗る人用のコースを設けるなど、担い手の発掘、育成に重点を置いた。
道の2019年度組織機構の改正案で、建設部関係の主な変更内容が分かった。各事業や災害復旧に対応するための増員、あるいは事業完了などで暫定配置を解消するもの。建管別では札幌が3人増、室蘭が19人増、旭川が2人増、帯広が24人減、網走が1人減となる。建管出張所などの土木技術職員の集約化・再配置は札幌、函館、留萌の3建管が対象となる。
オホーツク管内の若手建設業経営者で構成するオホーツク二建会は25日、網走建設会館で定時総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、会長に中村圭副会長(そうけん)を選出。3年間会長を務めた鴨下辰哉氏(北辰土建)は監査に就いた。
札幌建管は、利根別川広域河川改修の2019年度事業費として10億9200万円を要望している。利根別川工区で築堤と樋門、南利根別川工区で築堤と堀削、護岸などに取り組む見通し。工事の発注時期については、国の2次補正予算を活用して本年度に前倒し発注することも視野に検討中だ。19年度以降の残事業費は約116億円を見込んでいる。