北海道開発局は14日、2022年度かわたびほっかいどう大賞と優秀賞を選定し、十勝から各1件が受賞した。大賞の「十勝川の伐採木が動物たちのエサに!」は、おびひろ動物園、西江建設(本社・帯広)、帯広河川事務所が実施。環境に優しく持続可能な点と、餌を食べる動物の姿で多くの人が笑顔になれることが評価された。優秀賞には「ダムにコーヒー豆を貯蔵」など3件が輝いた。
札幌市スポーツ局は、2023年度予算案で札幌ドームの保全に9億1600万円を計上した。ホバリングステージや可動壁、可動席などの経年劣化した機器や部品の交換に4億8000万円を見込む。24年度以降も予算を平準化しながら保全を継続するが、年投入額の規模拡大も見込む。
稚内建管は、稚内市緑2丁目急傾斜地崩壊対策の2023年度着工を要望している。軽量法枠を土留め柵に改築し斜面の安定度向上を図る。23年度には土留め柵約30mや振動・騒音調査などに6000万円を要望しており、工事は一般競争で7月の発注を見込む。
中小企業向けの政府系金融機関、商工組合中央金庫(商工中金)が全国の地方銀行や信用金庫との連携を深めている。1月には北洋銀行、北海道銀行と、「ウィズコロナ」時代に向けた融資先企業支援で協力契約を結んだ。同庫は全国に100店舗強、職員3500人を有する大組織。本道でどのような事業を展開しているのか、田岡靖之札幌支店長(51)に尋ねた。
土木学会は15日、2022年度インフラメンテナンス賞の受賞者を発表した。道内関係は、プロジェクト賞でJR北海道鉄道事業本部工務部工事課による降雪期での分岐器不転換防止対策や稚内開建稚内港湾事務所の稚内港北防波堤ドーム予防保全事業など3件が選定された。授賞式は27、28日に東京都内で予定する第2回インフラメンテナンス・シンポジウム内で開く。