2021年01月27日 15時00分
東陽上村アドバンス(本社・札幌)は、道路の草刈りなど維持管理を軽減できる防草ブロックを取り扱い始めた。全国防草ブロック工業会北海道支部に加盟して製作。コンクリートブロックの側面上部に切れ込みを設け、植物の特性を利用し、雑草の成長を抑える。札幌市内の歩道で昨年9月に試験施工を実施。今夏以降、効果を検証しながら道央圏を中心に普及させたい考えだ。
2021年01月26日 15時00分
北海道IT推進協会がまとめた「北海道ITレポート2020」によると、道内IT産業の2019年度売上高は前年度比4.9%増の4813億円と8年連続で増加した。道内、首都圏での受注量増加や、新規顧客獲得が進んでいることが背景にある。20年度売上高見込みはコロナ禍の影響で4731億円と減額を予測している。
2021年01月24日 10時00分
小惑星探査機・はやぶさ2の地球帰還の感動が覚めやらぬ中、宇宙ビジネスへの注目が高まっている。鹿島や清水建設、竹中工務店といったスーパーゼネコンは月面基地の建設や探査ロボットの開発に向け、研究を重ねる。道内ではインターステラテクノロジズ(本社・大樹)が人工衛星事業の参入に大きくかじを切った。
2021年01月18日 15時00分
ヤブシタエネシス(本社・札幌)は、家電の使用状況から、離れて暮らす家族の生活をスマートフォンで見守ることができるサービス「そっとねっと」を提案している。最新技術の活用で、8種類の家電の使用状況を分析・通知。家電の深夜利用といった普段と異なる行動が見られた場合はアラートメールで知らせる。高齢者などの見守りに最適だ。
2021年01月16日 10時00分
鹿追町内の「しかおい水素ファーム」でエアウォーター(本社・大阪)や鹿島(同・東京)などが取り組む家畜ふん尿由来水素を活用した水素サプライチェーン実証事業。町のバイオガスプラントで発生したメタンガスから水素を製造し、遠隔地で利用する試みだ。昨年11月からは、おびひろ動物園に簡易型水素充填(じゅうてん)車で水素を運び、園内の一部電源を賄う。水素社会の実現に向けた動きが加速する中、試みは未来の農村のモデルとして注目される。