札幌市は2023年度、屯田西公園改修に約6億6000万円を投入する。造園工事2件、建築工事1件を予定。テニスコートの人工芝敷設などは29日にも総合評価実績評価Ⅰ型で一般競争公告する。管理事務所新築など建築は4月上旬、駐車場整備は5月中旬の公告を検討している。
札幌市建設局は、市内の建設と建設関連企業を対象にした生産性向上などに関するアンケートの結果をまとめた。ICT施工の経験がある建設企業は2割にとどまっている。生産性向上について、すぐに取り組めない理由は「対応できる人材がいない」が最多だった。
札幌市は2024年度までの開始に向けて改定作業中の強靱化計画に感染症への対応や大雪対策などの観点を盛り込むことを検討している。21年度末での現計画進捗状況は、主要79項目のうち18項目で達成。一方、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、児童会館等再整備など13事業が達成困難や困難見込みとなっている。
千歳市の山口幸太郎市長は、Rapidus(ラピダス、本社・東京)の最先端半導体工場新設に伴い、庁内の組織体制を強化する考えを示した。建築工事やインフラ整備の協議・支援に積極的に取り組むとした上で、「支援体制を構築し、横断的に情報を共有。円滑な事業推進へ全庁挙げて取り組む」と述べた。関連企業誘致も進め、地域の活性化を図る。
この記事は北海道建設新聞2023年3月11日付2面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナー、またはe-kensinマップをご覧ください。