「十勝」に関する記事

旧藤丸百貨店建て替えへ 帯広市の新たな象徴に

2023年06月03日 08時00分

 ことしの1月31日に閉店した藤丸百貨店の建て替えは、さまざまな背景を踏まえた決断だ。再建を担う新会社の藤丸(本社・帯広)は、新たに3―5階の商業ビルを構想。帯広市中心部の空洞化を防ぐ意味でも、2026年度の再開を目標に掲げた。これまで経済界は「単なる一商業施設の閉店ではない」と口をそろえてきた。それは跡地にも言える。新施設は「変革の柱」となり、起爆剤としての役割が求められる。

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帯広建管がピウカ川広域改修で堤防4.1kmに天端舗装

2023年05月30日 16時14分

 帯広建管は、ピウカ川広域河川改修の一環で堤防4.1kmに天端舗装を施す。2023年度は延長1128mが対象で、舗装面積は3580m²。市街地区間の河川利用に配慮し、粘り強い堤防を整備する。

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物価高騰、苦境下での脱炭素 十勝の建設関連業者の取り組み

2023年05月26日 17時24分

 2050年までのカーボンニュートラル実現に向けた動きは、企業経営に波及しつつある。大企業を中心に意識が高まっていて、サプライヤー(仕入れ先)の中小・零細企業に脱炭素の対応を求めるケースも少なくない。一方、物価高騰で苦境の下請け企業も多く、対応が難しいのが現状だ。十勝管内の建設関連業者は、ハイブリッド型バックホーの導入など脱炭素に対応した製品の活用・開発といった工夫を凝らして脱炭素を進めようとしている。

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帯広開建、野塚峠に川見トンネルを新設 延長2541m

2023年05月23日 16時50分
帯広開建、野塚峠に川見トンネルを新設 延長2541m

 帯広開建は236号野塚峠に新設する仮称・川見トンネルの延長を2541mとした。NATM工法で帯広側からの掘削を想定する。着工時期は未定。2023年度は保安林解除に向けた測量と協議準備に入る。

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十勝管内の官民、脱炭素へ取り組み加速

2023年05月22日 16時45分

 2050年までの脱炭素化実現に向け、十勝管内で取り組みの輪が広がっている。国の先行地域に選ばれた上士幌町や鹿追町を中心に公共施設のZEB化や太陽光発電の有効活用を推進。他自治体でも将来的な再エネ設備導入を検討している。民間企業では、二酸化炭素(CO2)を排出しない住宅の提案といった動きがある。全国屈指の日照時間を誇る十勝地方は、道内の脱炭素に向けたキー地点となり得る。

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