北見市は小学校など17校へのエアコン購入・設置を早ければ12月下旬に一般競争公告する見込みだ。工事費は4億2500万円程度。2月にも契約し、工期は6月末までをみていて、本格的な夏が来るまでに完了させる。
岩見沢市は猛暑対策で、2024年度中に市立小中高24校の普通教室や職員室などに空調設備(エアコン)を整備する予定だ。設置費は10億円を試算。12月から調査を進め、23年度補正予算か24年度予算での設置費計上を見込む。一方、放課後児童クラブ14施設は夏休み中の利用を考慮し、先行して年度内の設置完了を予定している。
蘭越町は蘭越中を2024年度から2カ年で大規模改修する計画だ。校舎を対象に躯体の補修、設備更新などに取り組む。外断熱とする。基本設計完了時点で工事費は少なくとも15億円かかると試算している。
旭川市教育委員会は、2024年度に着工する市立千代田小プールの現地建て替えとグラウンド造成の工事費として3億5600万円を国費要望している。新プールは24年6月にも着工する予定で、現プールの解体は9月ごろの着工を予定。グラウンドは工事を2カ年に分割し、25年度に全ての工事を終わらせる。
函館市教育委員会は今夏の記録的な暑さを踏まえ、2025年度から学校など58の教育施設に常設型エアコンを整備する。事業費に数十億円をみていて、全校設置の早期完了を目指す。24年度は実施設計を予定している。