札幌市中央区の狸小路商店街と札幌駅前通の交差部で第1種市街地再開発事業を計画する南2西3南西地区市街地再開発準備組合(河関憲幸理事長)は、札幌市に組合設立認可申請書を提出した。再開発ビルは28階建て延べ約4万3000m²の規模を想定。11月中旬にも認可される見通しで、同月中にも本組合を設立し、実施設計に着手する。施工者の選定方法は競争入札を基本とするが、現段階では選定時期を含めて未定。2016年度に権利変換計画認可を経て既存施設の解体除却に取り掛かり、17年度の本体着工を目指す。総事業費は約240億円。