滝川市は、新文化施設建設に関わる市民アンケート結果を公表した。現地建て替えを希望する回答が40.1%と最多だった。結果を参考にし、2023年度に建設地を決める。
札幌市は中央区北1条西12丁目街区にあるさっぽろ芸術文化の館(芸文館)跡地に関し、2023年度前半にも利活用事業者を公募型プロポーザルで募集する考えだ。街区全体を対象に定期借地とする。地域内外の人を呼び込み、主に地域住民に利用される施設、屋内外の公開空地導入などを条件に設定。一方で、土地の権利が細分化する分譲住宅は制限する見込みだ。
札幌市は清田区の平岡3条5丁目地区について、用途地域や特別用途地区などの変更を計画している。対象面積13.5haを近隣商業地域とし、イベントに活用できるホールの整備などを計画。イオン北海道など民間と連携したまちづくりを進める。2023年1月25日の諮問を経て、2月下旬の告示を計画する。
旭川市教育委員会は、年内に市民文化会館を建て替えるか大規模改修とするかの対応を決める。市民や有識者による検討会議は移転建て替えを有望とする意見を提言。市の方針が定まれば2023年度から改修規模または建て替え場所などの具体的な内容を詰めていく予定だ。
この記事は北海道建設新聞2022年7月12日付13面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナー、またはe-kensinマップをご覧ください。