札幌開建は、北村遊水地整備に伴う補償工事で北村排水機場機械設備製作据え付けを第2四半期(7―9月)に一般競争公告する。WTO政府調達協定案件で、工事規模は6億8000万円以上15億円未満。工期は19カ月で、2カ年国債を設定する見通し。
帯広建管は2022年度、ペンケオタソイ川砂防で13号と17号床固めの護床、護岸に取り組む。加えて24年度以降の着工を予定する床固め6基の実施設計を計画。新規床固めは副堤を含めて2000m³、既存砂防堰堤改良は500m³以下になる見込みだ。
網走建管は斜里川広域河川改修について、2022年度に掘削1770m、築堤3270m、樋門2基、調査設計などを要望している。22年度以降の残事業費に26億7200万円を見込む。進捗率は約84.4%となっている。
帯広開建が進めている十勝川水系直轄河川改修の2022年度以降残事業費は、888億5000万円を見込んでいる。うち工事費は512億600万円と試算。本工事費は496億5800万円に上り、河床掘削量は約217万m³とみる。このほか付帯工事として道路橋架け換え2橋を計画。総事業費は近年の物価上昇を踏まえ、前回事業再評価の16年度時点より120億5000万円増の1689億9700万円となった。